今日
有川 浩さんの『レインツリーの国』
という本を読みました。
真ん中の本です。
この本のなかに
「手話は補助言語とは限らないんだよ。」みたいなフレーズが書かれており
ハッとしました。
生まれつき耳が聞こえない人
ある日突然耳が聞こえなくなった人
前者にとって手話とは、第一言語
そして後者にとっての第一言語は日本語
同じ『手話』という言葉で括られていても
その使い方というよりも感覚が違う。
僕にとっての『手話』はあくまでも補助言語です。
そしてどこか遠くの国で使われている言語と同じで自分とは関係のない言語だと思っています。
ただ、それは今の僕の環境での話。
環境は人それぞれ違う。
手話は補助言語ではない人もいる。
そのことに気付かされました。
僕にとっては日本語が母国語で英語が第二言語ですが
ある人にとっては手話が母国語で日本語が第二言語になる。
もちろん本から得たもので、実際のところはわからない。
わからないからし、もしかしたらこの投稿内容を不快に感じる人がいるかもしれない。
けど、僕はこの本を通して
新しい視点を得ることが出来た。
きっと僕にとってそれが必要な視点だったからそのフレーズが心に残ったんだと思う。
常識はひとつじゃないから、それに固執するな、もっと柔軟に
ってことなのかな。
ちなみに
左の本はカフカの『変身』です。
初めて読みました。
何故、読み継がれるのか分かった気がします。
様々な観点や視点を得たい。
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