『敷かれたレールの上の人生なんて!という台詞を、テレビドラマとか漫画とかでよく見聞きする。
実際に敷かれたレールの上で仕事をしていると、そこに人として生きていくヒントを得ることがある。
急ぎすぎてはいけない。
遅すぎてもいけない。
決められた速度で、決められた場所に停まるのは案外難しい。
一秒という時間を感じ、今日という一日を大切いする。
一両一両、電車がつながっているように、人と人とのつながりを感じられるんだ。』
【あとがきにかえて】編集者編
「人は、なぜ働くのか?」
日常のあらゆる分野でIT化が進み、私たちの生活は便利になり、 豊かになり、カンタンに世界とつながるようになりました。 しかし、期待されていたような時間的な余裕が生活の中に 生まれることはなく、むしろ、以前に比べて、社会は猛烈に 忙しくなっています。 そして、私たちは、あらゆる物事への忘却スピードを 加速させています。毎日の中で出会う物事、人のこと だけではなく、自分のことさえも忘れはじめている気がします。
だからこそ、今、冒頭の問いかけが必要なのです。
なぜ、働くのか?
―――――――
『心に火を。』
この本に登場してくる物語には
大きな成功談
や
深い失敗談
というものが
出てきません。
出てきたとしても
それについて
共感を得ようという
物語を語っている人の感情が
見受けられません。
つまり
日常にある
誰もが手に届きそうなお話。
この本を
読んでいて
日常
という存在を
一所懸命に
生きること
すなわち
心に火を
ぼわっと
つくこと
つけること
いや
ついていること
つき続けること
それが
人が生きる上で
美しい
瞬間であり
最高の瞬間なのだなぁ
と思いました。
この本には
素敵な
空気が流れています。
本を読み終えたとき
目の前には
大空と草原
そして
愛する何かが
感じ取れることと思います。
すべて
自分を成長させてくださる
先生なんですよね。
常に
そういった意識を持っていたいです。
有り難うございます。
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