という本があります。
この本は
『ヤッさん』
というあるホームレスとそこに弟子入りした人が織り成す
粋な本です。
ちなみに
『神楽坂のマリエ』は第二弾で
第一弾が『ヤッさん』です。
この『神楽坂のマリエ』に出てくるあるエピソードを
先日、訪れた清里でしました。
それがタイトルにもなっている
「変わらないために小さく変わり続ける。」
です。
これはこの本に登場するあるラーメン屋さんの店主の言葉です。
僕はこの一文に触れ
軽いショックを感じました。
なぜなら
そのような見方を恥ずかしながら
今までしてこなかったから。
そうか
変わらない味
というものは
日々の微細な変化に合わせて
毎回毎回
小さな変化を加えなければ出来ないのか
ということを得ました。
これは
つまり
職人や師匠とされる人たちが
口にする
「基本ほど難しいものはない」
という精神と通じるものがあると思います。
.
基本というものを
自分の中に持つ
そのことの大切さを感じた
本でした。
そして
清里での時間も
そのようなもので
基本ほど
言い換えると
シンプルなものほど
難しく尊いものはない
と感じさせてもらえるものでした。
有り難いです。
今日も一日楽しく。
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