2014年5月15日木曜日

ぐるり、ぐるりと

『自分を保ったままで、自分の境界はしっかり保持したままで、違う次元の扉を開いてゆく。

これは

梨木香歩さんの

『ぐるりのこと』

という本に書かれている一文です。

この一文が書かれているのは

『境界を行き来する』

という章です。

そして

『内側からの視点にはいつも、外部からは想いもよらない世界観を突きつけられ、はっとすることが多い。

『人はいつでも、「個人の生と平行して、「時代の生」をも生きなくてはなりません。

『それは世界地図をきれいに色分けできるものではなく、本当は個人をそれぞれグループ分けするものでもなかった。溶け合うことなく「入り混ざって」いたものだった。

これも同じ本に書かれていて

『隠れたい場所』

という章にあります。

この本

この著者

僕の感覚に非常に近い。

もっといえば

僕の先をいっている。

言語化できない

(言語化する必要のない)

僕の感覚を

表現している。

しばらく

この本とともに

根源の世界に浸ろうと思います。


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