2014年5月26日月曜日

『一見』という言葉から、生きることについて少し考えてみた。

今朝、読んでいた本に

『一見すると…』という記述がありました。

その言葉が、今日はなぜか心に残り

そこから

考えをぐるぐると巡らせました。

その過程をメモしたので

それを書きます。

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『一見』

この言葉がどこでどのようにして生まれたのか僕は知らない。
ただ…『一見』という概念を、言葉にした人の感性に深く深く尊敬の念を抱く。

そう、物事は、世界は「一見すると…○○のようだ。」ということに満ちている。
この『一見』の先にある“何か”について、思考をめぐらせる人、めぐらせている人
そういった人が、きっとこの世の中に新たな価値、世界の見方を提示していくのだろう。

人間のエゴ、お金という指標、正義という悪魔により進歩してきた現代。
その現代社会において生まれた問題を解決、解消する手だてはどこにあるのだろうか。
色々なやり方があると思うが、僕は“根源”というものが
ひとつのキーワードになってくると思う。

その“根源”という問いを自らに向ける。

“根源”とは『一見』の先にあるもの。
『一見』という皮の下に漂っているもの。

“根源”は“そもそも”という言葉で言い換えることもできる。
そして“根源”へと続く道のりは“進化”とも言えるだろう。

ここで『進歩』と“進化”の違いについて少し共有します。


以前、ブログにも載せた画像です。

『進歩』とは人間の意図により歩む道
それは“自然の法則”に沿わない道でもある。
しかし、便利で効率的な道でもある。


今、これからの時代に求められる道程の切り口は
おそらく“根源”、“そもそも”、“退歩”
そして“自然法則”であると思う。

だからこそ、今、僕は自身の“在り方”というものに
目の前の人の“在り方”というものに
先達の“在り方”に興味がある。

“在り方”は自らの意志のようなもの。
“生き方”は他者からみたその人の“在り方”のかたち。
と僕は定義と言ったら強いけど、そう理解している。

○●今、僕が興味あるもの○●
・初期仏教
・先住民の世界観、哲学
・陰陽五行
・禅、武士道
・アミニズム
・旧暦
・三島由紀夫
・自然
・発酵
・言葉
・パーマカルチャー

その上で
自分が世界をどう見るのか、見ているのかを知り
どういった視点で世界を見ていくのかを選択すればいい。

「押しつけ」は対立を生む。
例え、その「押しつけ」が真実であろうと。

自らの頭で考えていけば、自ずと“それ”はやってくる。

“矛盾”を抱え、“孤独”を抱き、その上で人と関わり
自らの世界を“在り方”を通して形作っていけば良いと思う。

もちろん、夢から“生きる”ことも良いと思う。
けど、僕は“在り方”からの生き方を選ぶ。

○●今、僕が興味のある言葉○●
・矛盾
・孤独
・「自ら」と「自ずから」
・諦め
・希望
・情熱
・退歩
・進化
・根源

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こんな感じです。
メモを若干読みやすいように変えていますが
語感はそんなに変わっていないと思います。

ここに書かれたメモを僕自身
もう少し深く見つめてみたいと思います。

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